サンライズアニメ『機動戦士ガンダムSEED』『SEED DESTINY』の二次創作サイトです。同人要素を多数含んでおりますので、同人を知らない方、嫌悪感を抱く方はご遠慮下さいませ。

いらっしゃいませ。
こちらはサンライズアニメ『機動戦士ガンダムSEED』及び『SEED DESTINY』の アスラン×カガリ のカップリングを溺愛する二次創作サイトです。
同人要素を多数含みますので、同人をご存じない方、カップリングに嫌悪感を抱く方は素早くこのページから脱出することをおススメします。
『むしろ望むところだ!』という方は、少しでも楽しんでいただければ幸いですv
*一部、大人向けな表現を含む文章、イラストもございますので18歳未満の方は十分ご注意下さいませ。
*閲覧は自己責任でお願いいたします。


スパーク新刊ご案内
果たして間に合うのでございましょうか(滝汗)。
こんな時間なのに現在、まだコピーが完成してはおりませんが、とにかく中身は仕上がったということで、ご案内いたします。


【新刊のご案内】
08妖精の踊る夜~表紙
『俺のカガリ番外編~妖精の踊る夜~』
A5/60P/コピー本/小説/R‐18
●300円
【目次】
1.アスカ伯爵の憂鬱
2.僕のラクス
3.妖精の踊る夜

番外編など書くとは夢にも思っておりませんでしたが、三本立てでございます。
1はタイトル通り、シンのお話
2もタイトル通りキララクのお話
3はアスカガ、いつもの(?)通りに

またコピー本なのに分厚い仕様になってしまいました。
読みごたえはたっぷり!(たぶん)


↓【俺のカガリ番外編~妖精の踊る夜~試し読み】






『俺のカガリ番外編 その三~妖精の踊る夜~』

俺は今、新妻とベッドでいちゃいちゃしている。
「や……ぁ…そこっ、そんなにしちゃ…いやぁ……」
妻は恍惚の表情を浮かべ、いやいやと首を振りながら身をよじる。くく…こんなにしっかり咥え込んでるくせに嫌も何もないだろうに……にしてもカガリ、本当にここ好きだな……もっとしつこく攻めたらもっと乱れてくれるかな…?
「あぁっ…!そんっ………ひああぁっ…!」
俺は湧き上がる欲望と好奇心と興奮に素直に身を任せた。俺に攻められ、涙を流して身悶える彼女は、そりゃあ綺麗で可愛くて匂うように色っぽくて、俺は堪らなくなるんだ。普段、凛として勇ましく雄々しい獅子のような彼女が(と言っても俺にはすっごく可愛い顔してくれるんだが)こんなエロい顔してくれるのはこの時だけだし、俺しか見ることを許されないんだと思うと、独占欲の強い俺としてはとても興奮する。
初めて彼女とこういうことをした時は、俺も初めてでとにかく緊張したが、慣れたものだよな……今はカガリのイイところも分かるし、カガリの可愛い様子を楽しむ余裕くらいは持てるようになった。きっと努力の賜物だろう。結婚するまではプラントと地球の遠距離恋愛だったものだから、年に数回、公務で会える時くらいしかチャンスはなかったが、結婚した今は毎晩しているのだし(いいよな…毎晩一緒に寝られるって❤)。
もちろん、結婚したからには一日も早く望まれる世継ぎの誕生という、これは公務でもあるのだ。だからだろう…カガリも拒んだことはない。特に俺はコーディネイターだしな…。
コーディネイターは一般に子供が生まれにくいという傾向があるから、子供がなかなかできないとなれば疑惑の目は真っ先に俺に向くわけだ。もちろん、一人しかいない世継ぎの姫の婿が種無しであるわけにはいかないので、俺はこの縁談が持ち上がった当初にそういう……つまり男としての機能の健康状態の検査もされている。俺に問題があれば縁談自体がなかったのだ。……でもそうだよな…初めてした時から俺、避妊ってしてないけど…。
出生率の低さという問題を抱えるがゆえに、コーディネイターが人口のほとんどを占めるプラントでは〝避妊〟という意識が薄い。基本的にはしないのが普通だ。できることは喜ばしいことで、非合意などの事件性のあるものならばともかく、未成年だとか間違いだったなどという場合でもかなり手厚い保護が受けられるようになっている。下ろすという選択肢は滅多に取られず、仮に子供を自分で育てられずとも引く手は数多だ。もっともプラントの成人は十五からなので、もともとのできにくさもあってまずほとんどそれ以下の年齢でできたという話は聞かない。一応学校で避妊について習いはするが…育ってきた国の当たり前の感覚で、俺はカガリとする時、避妊しようなんて欠片も思い付かなかったのは確かだ。ナチュラルの多い地球圏では、子供が欲しい時以外はそうした配慮をするのが当然のマナーなのだそうだ…頭では理解できるが、ちょっと感覚的には不思議な感じだ。カルチャーショックとでも言えばいいのか……まぁ、どのみち俺たちはもう夫婦だからいいんだけどな。
今はまだ本当に結婚したばかりだからいいが、願わくばカガリが「まだなのか」という周囲の無遠慮な視線に曝されずに済んでいるうちにできてくれればありがたいんだが……これはやはり俺の甲斐性という話になるよな。
「んっ…やっ……はぁんっ!アスランっ……アスラぁンっ……!」
俺に揺さぶられるカガリが乱れた息の下で必死に俺を呼ぶ。涙に潤み焦点の合わぬ目で、それでも懸命に俺へと伸ばされる腕。俺の背筋にぞくりと衝動が走る。
「っ…カガリ……可愛い…」
独り言のように呟いて、俺はカガリに溺れた。
切なげな声を上げるカガリに深く己を突き入れながら、俺は全てを注ぎ込んだ。

◆◆◆

「…そういや最近、王宮に幽霊が出るらしい」
燃え上がるような熱がようやくおさまり、上がった息も落ち着いてきた頃、俺の胸に身体を預けたままカガリがぽつりと言った。抱き締めてその髪を梳くように撫でることを飽きもせずに繰り返していた俺は手を止めた。
「幽霊?」
思わず腕の中を見下ろすと、カガリも俺を見上げて言う。
「うん。妖精だったって言う者もいるんだけど、夜にぼんやり光る何かが出るらしい。とにかく目撃者が一人二人じゃないんだ。夜勤の警備係とかも見てる」
妖精……そちらだった場合のほうが気がかりだな。
この国には魔法がある。
オーブの国教ハウメア教の巫女を先祖に持つオーブ王家直系の姫であるカガリは《先祖返り》と呼ばれるほどの魔法を帯びていた。彼女の周囲には不可思議な魔法現象が日常茶飯事で起こり、年頃になると下心を持って近付く男たちには試練とも言うべき災難が降りかかった。それが子孫たちが真に愛する相手と結ばれるようにと巫女姫がかけた魔法であったことは、俺だけが知り得た秘密だが……しかしそれは彼女の魔法が特別だったことを意味していた。
つまり、いくら魔法の国と言えどもこれほどまでの現象が起こるのはカガリくらいなものであり、彼女以上に強く魔法を帯びる人間がいない今、他には起こりようがないということだ。
その彼女の魔法も俺と結婚してほとんど消えてしまった。今となっては夜に光の粒がどこからともなく集まってくるくらいで実害はなかったんだが、魔法に関しては人間の理屈など通じない、何でもありだというのが俺の今までの経験から学んだ結論で、予測はできずとも警戒だけはしておかなければならないということも学んだ。カガリの魔法はすでに失われたものだと安心していたらとんでもない目に遭う可能性だってある。
「カガリの魔法と関係はありそうか?」
俺が聞くとカガリは首を横に振った。
「いや、私にはもう大騒ぎになるほどの魔法は起こらない。多分、私の魔法とは関係ないと思う」
じゃあ本当の幽霊…もしくは妖精か…。
「カガリが理由以外の魔法現象なんて起きるのか?」
「可能性はいくつかある。例えば強力な魔法を帯びた何らかのアイテムや、場所の封印が解けたとか、な」
「ああ、なるほど…」
強力な魔法を帯びた人間はカガリだけだとしても、場所や物という場合もあるんだな。
「妖精というのはカガリの魔法とは違うのか?」
「違う。私の魔法はハウメアの女神様からご先祖の巫女姫が御加護を得たことで血筋に流れるようになった力だが、妖精というのは全く異なる世界に住む生き物だ」
カガリの説明によると、《妖精界》なるこの世とは次元の異なる世界があって、彼らはそこに住む魔力でできた生物なのだそうだ。魔力のあるオーブとは波長が合ってチャンネルが繋がることがあり、時々こちらに姿を現わすこともある。
「うちは古いから幽霊も妖精も出ておかしくないけど、かなりはっきりと大勢が見てるそうだぞ」
「妖精か幽霊かはっきりしないというのは、一体どういう姿をしているんだ?」
「女の姿で、私に似てたって言ってる者もいたな」
「じゃあ幽霊説はありえないじゃないか。君は生きている」
勝手に妻を幽霊にされたのが面白くなくて、俺はちょっとむっとしながら反論したんだが、カガリはあっけらかんと笑った。
「いや、むしろ私に似てたから幽霊説が出たんじゃないのか?ご先祖様の幽霊だったら私に似てても不思議じゃない。お前、肖像画の回廊に連れてったことあったよな?」
「………」
俺は思い出して黙り込んだ。確かに婚約して割とすぐの頃、公務で訪れた時に案内されたことがあった。王家の人間の肖像画が集められている長大なギャラリーだ。千年分あるらしいのだが、さすがに全ては掛けきれないため、始祖の巫女姫以外は新しい順に掛けられるだけ掛けてあるのだとか。今はウズミ国王陛下と亡くなられた王妃(カガリとキラの母上)のものが一番新しい。国王は王妃と一緒に描かれているから、カガリが即位する時は俺も描かれるのだろう。基本的に即位の時の物を飾ってあるが、肖像画は即位の時だけに描かれるものではないし、他にも王位を継がなかった兄妹たちの個人的な肖像画も、それこそ把握しきれないほど眠っているのだとか(俺とカガリも結婚式の時に一枚描かれた)。
女系を優先させる王家だから女王が多いのかと思いきや(だから双子のキラは、例え正式に王子と認められても王位継承権はカガリより下になる)、どうやら女の子は生まれにくいらしい。その辺りも女性の方が魔法を帯びやすいなどと言われることと関係があるのかもしれないが、男の王の方が圧倒的に多かった。王妃は他所から嫁いで来た女性だからその容姿は様々だが……今思い出しても不思議でならない。
女王は例外なくカガリにそっくりだった。いや、カガリが先祖に似ているということなのだろうが、そもそも巫女姫からしてカガリ本人かというくらい似ている。男は色々な顔立ちがあったんだが、オーブ王家の直系の女性はみんなこの顔で生まれてくるらしい(だから実はカガリは王にも王妃にもあまり似ていない)。つまりカガリの先祖の幽霊だったらカガリにそっくり、という説は成り立つのだ。
「それに人魂だったとか光る蝶の群れだったなんて言ってる者もいてな…蝶の方は妖精っぽいし…」
「目撃現場は決まっているのか?」
「まちまちだ。夜に出るってところは共通しているが、場所に規則性はなさそうだな。詳しく調べてみないと分からないが」
「ちょっと待て。調べるって…」
嫌な予感がして俺が慌てて口を挟むと、カガリは何を今さらと言わんばかりの顔で言った。
「私に似てる幽霊が出たなんて聞いて黙っているわけにはいかないだろ?それにもしも妖精だとしたらやっぱり私の管轄だ。もちろんアスランは手伝ってくれるだろ?」
確かに魔法が関係していたとしたら放置もしておけないし、魔法関連の揉め事はカガリが担当という暗黙の了解が王宮にはある。実際、魔法に詳しく一番身近なのはカガリだから必然ではあるんだが……でもそれって夜に起こるんだろ?つまり解決しないうちは俺の夜の楽しみ…もとい公務は減らされるということ…だよな…?
にっこりと小首を傾げたカガリに俺は諦めの溜め息を吐いた。
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